2011年01月06日

自己中心的映画紹介Vol.7

Cradle of Filthの新譜が大衆的と言われ叩かれてますけど、やっぱイイですw
メジャーにはメジャーなりにイイ所が絶対にありますよね〜。
今回紹介するのは「ナイロビの蜂」という映画でございます!

まずはストーリー
アフリカの太陽のように情熱的な妻テッサ(レイチェル・ワイズ)と、イギリスの庭園のように秩序正しい外交官の夫ジャスティン(レイフ・ファインズ)。愛し合っているからといって、相手のすべてを理解しているとは限らない。ジャスティンの場合もそうだった。互いを尊重するという名目で、テッサの人生を外から眺めていたジャスティンは、妻が死んで初めて彼女に踏み込んでいく。アフリカで横行する薬物実験、官僚と大手製薬会社との癒着、それを告発するNGO。正義を信じ、巨悪に立ち向かおうとした妻の勇気ある行動を追い、その深い人間愛に触れて、改めて真実の恋に落ちるジャスティンだった。そして、陰謀が渦巻く世界で、彼が最後にたどり着く先は・・・。

これは傑作「シティ・オブ・ゴッド」を撮ったフェルナンド・メイレレスの作品。確かアカデミー賞にも何部門かノミネートされたはず。そしてキャストはレイフ・ファインズとレイチェル・ワイズというほぼ外しのない役者!(レイフはイングリッシュペイシェント以降ファンです)面白くないわけがない!原作はジョン・ル・カレ(「寒い国から帰ってきたスパイ」「リトル・ドラマー・ガール」「パーフェクト・スパイ」「ロシア・ハウス」など)基本的な軸はラブ・ストーリーでけども、きちんと南北問題、環境問題、新薬の治験を盛り込んで、サスペンス風にきちんと観ている人を引き込んでいく、魅力的な脚本。例によって(シティオブゴッドでもそう)ハンドカメラでケニアやナイロビの現状を撮影するシーンは、その現状、現実をリアルに写していて見ごたえがあった。音楽もアルベルト・イグレシアスで(オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」など)ペドロ・アルモドバル大好きのオレにはたまらなかった!ホント切ないあの音楽はこの映画にも見事にマッチしてますな。
まぁ見所や聞き所はたくさんあるけど、なんと言っても脚本がイイです。妻の死から始まり、何故そこに至るのかを主人公と共に探求そして、ヒトツの結論に達し主人公がとった行動とは。。。キャッチコピーも。
「きっかけは、妻の死。たどり着いたのは、妻の愛。」
なんてものすごく興味をそそられるものだしね。こういう映画を観ると毎回自分はなんて贅沢な環境で暮らしてるんだろうか、とか甘えて生きてるんだろうかとか考えさせられます。同じ人間なのにヒドイ扱いを受けたり、差別されたり。世界レベルで見たらかなり幸せな暮らしをしてるのに、それに感謝するのを忘れ、どんどんマヒしてくる。そしてもっと贅沢したいとか、、、ホント人間の欲は底なしだね。人と比べて文句ばかり言ってた自分を恥ずかしく思ったりもする。とにかく必ず心に何か残ります。(もちろん何も分からない人もいるけど。。。)ちなみに原題は「ザ・コンスタント・ガーデナー」。直訳すると「いつも庭いじり」。映画を見るとこの意味が非常によく分かって、深いものだってのが分かります。そして次のセリフが最も印象深かったものです。

アフリカには殺人事件はありません。痛ましい死があるのみ。そのような死を超え文明社会は利益を得る。利益は容易く得られます、彼らの命はあまりに安いから。

何か感じたら是非映画を観ましょう。


[Play List]
Darkly, Darkly, Venus Aversa/Cradle Of Filth
放課後ティータイム2/放課後ティータイム
Uroboros/Dir En Grey
Resurrection/Galneryus
Into The Deep/Akira Kajiyama&Takenori Shimoyama
posted by Dai at 11:33| Comment(4) | TrackBack(0) | DAI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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