2010年10月05日

自己中心的映画紹介vol.2

どうもー今週もこのコーナーがやってきました!今回紹介する映画はダーレン・アロフノスキー監督のレクイエムフォードリームです!これは割と誰でも見れるんじゃないすかね〜
ドモD[di:]death!!

では例によってまずはどっかから抜粋したあらすじでーすw

コニー・アイランドに住む孤独な初老の女性サラ(エレン・バースティン)は、テレビ番組に夢中。ある日、番組に出演できるという電話を受け取った彼女は、お気に入りの赤いドレスを着るには太りすぎていたことに気がつき、医師にダイエット・ピルを処方してもらう。ところが、サラはこの薬に大きく依存し、アンフェタミン中毒になってしまう。一方、サラの息子ハリー(ジャレッド・レト)は、友人のタイロン(マーロン・ウェイアンズ)に誘われ、麻薬の取引で一山当て、恋人のマリオン(ジェニファー・コネリー)と幸せに暮らすことを夢見ている。しかし、ハリーとマリオンは麻薬売買が思うようにうまくいかず喧嘩ばかりしていた。そして、挙句の果てに自らもヘロインの常用者になってしまう・・・。


これは僕の中でどんなホラー映画よりも心に恐怖を訴えかけてくるし、どんなドラッグ映画よりも日常に潜む落とし穴をリアルに描いていると思います。これはぶっちゃけ学校の道徳の授業とかで放送してもイイくらいっす!!

まずはダーレン・アロノフスキー監督。これの前の作品が「π」っていうんですけど、モノクロですごい斬新な映像表現をしてたんですよね。この作品も同様に監督独自の映像表現がとてもすごかった。特にドラッグを打つ時のスピード感のある描写ね!全体的にテンポよく進みドラッグによって人間が崩壊していく様子がとても上手く描かれてました。余談になるんですがこの映画を観たブラッド・ピットが、「頭にカウンターパンチをくらったような気がしたよ。」と語っているが、まさにその通り。見る人に精神的ダメージを与えるという、とんでもない映画だ。今思いだしながら話してるだけであの頃の衝撃がリアルに蘇ってきますよ(笑) しかしこの映画、そんな嫌悪感が次第に快感へと変わっていくのだから不思議です。主人公たちがドラッグを使用する映像は、ヒップホップ・モンタージュという監督独自の手法。こういった斬新な映像に加え、分割画面や早回し・スローモーション、極力色彩を抑えて絶望していく世界を表現してます。

それと映画の魅力は何と言っても、初老のサラを演じるエレン・バースティンの恐ろしいほど真に迫った演技力にある。その年のアカデミー主演女優賞にノミネートされてますしね。この年はジュリアロバーツが獲ったんですけど、アカデミー委員会は何を考えてるんだと言いたい!ぶっちぎりでエレン・バースティンのがすごい!!完全に役になりきっています。終盤のほうの危機迫る怪演は脅威です。とにかくこの映画を観てもらえば、その凄さは分かってもらえると思います。それから、「フェノミナ」でもおなじみの女優、ジェニファー・コネリーね。この映画では主人公の恋人で、ドラッグに溺れていく汚れ役とも言えるモノを見事に演じてます。それとジムキャリー似のジャレッドレトももちろんイイ味だしてます。次にこの映画で素晴らしかったのは音楽。一度この映画を観ると、あのテーマ曲が耳から離れないほど印象的でした。作品の雰囲気にピッタリの曲です。この音楽がなければ、この映画の評価はもっと悪いものになっていたかもしれない程です。もちろんサントラ持ってますしね(笑)

 ストーリーは単純で、「薬」によって人間がどん底に落ちていく様が描かれているだけ。しかしこの映画は、「ドラッグに手を出してはいけない!」というのが直接的なテーマではないようで、たばこ、コーヒー、ドラッグ、テレビ・・・などなど、「やめられない」という物が誰にでもあるはず。そういった物に依存し過ぎたり、夢のためなら手段を選ばなくなった時に待ち構えるどん底の世界。そういった恐ろしさを描いている作品なんです。後半、どん底に落ちていく主人公たちの姿は痛々しいけど、胸に迫るものがあります。同じようなドラッグ映画だとトレインスポッティングがカリスマ的人気がありますけど、レクイエムフォードリームを見たあとではやはり、評価を落とさざるおえない。少々レベルが違います。ホントミーハーな人も是非見てください!

 「π」の監督ということで期待はしていなかったけど、この映画は本当に面白かった。主人公たちの末路は救いようがないけれど、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ほど理不尽な映画ではない。それにこの映画は映像的なセンスがいいからなのか、意外と後味も悪くなかった。むしろ何度も観たくなるほどの中毒性があります。万人ウケするかどうかは分かりませんけど、少なくとも僕はこの映画が大好きです。もちろん2000年トップ1の映画です。
posted by Dai at 14:28| Comment(4) | TrackBack(0) | DAI | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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